MENU

こころのおうち|掲載提携に関する補足資料(ココルポート様)

このたびは、「こころのおうち」にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。

現在、就労移行支援を必要としている方々と、信頼できる事業所をつなぐ取り組みを進めており、全国展開に向けて掲載パートナーの拡大を図っています。

その中で、全国に拠点を持ち、多くの方の就労支援に実績を持つ貴社に、ぜひご検討いただきたく、資料をまとめました。

こころのおうちの立ち上げ背景や現在の実績、掲載サービスの内容、貴社との相性について整理しておりますので、ご確認いただければ幸いです。

こころのおうちとは

実際の画面です

こころのおうちは、精神的な不調や生きづらさを抱える方に向けて、
やさしく支援情報を届け、「最初の一歩」を後押しすることを目的に立ち上げられた、LINEを中心としたメンタルケア支援プラットフォームです。

こころのおうちの公式LINEはこちらから


経験から生まれた、「必要な人に届く場所」

代表 鈴木 紀至(すずき のりみち)

代表の鈴木は、10代の頃からうつ病を患い、長期間社会との接点を失った経験があります。

  • 家族に心配をかけたくないという想いから相談できなかった
  • 友人にも打ち明けられず、孤立していった
  • 就労移行支援や障害年金の制度すら知らず、制度と出会う機会もなかった

本来であれば支援を受けられたはずのタイミングを逃し、誰にも相談できないまま長く苦しんだ経験があります。
このように「情報が届かないこと」こそが、当事者の孤立を深めていると実感しました。


なぜLINEを使うのか

当時の鈴木が唯一つながれていたのは、スマートフォンでした。
外出も、電話も難しい。
できることは、布団の中でスマホを見ることだけ。

だからこそ、誰でも気軽に使える「LINE」という日常的なツールを通じて、
自然に支援情報へつながれる導線を整えることに意味があると考えました。


立ち上げの想い

「こころのおうち」は、
“支援を必要としているにもかかわらず、その存在を知らずに苦しんでいる方”に、
やさしく届く場所をつくりたいという思いから、2025年1月に立ち上げました。

一人でも多くの方が、「自分のペースで、安心して」支援とつながれるように。
この理念を軸に、現在もサービスを拡大しています。


現在展開している主な3つの支援軸

こころのけいじばん

現在「こころのおうち」では、以下の3つのサービスを柱に活動しています:

  • 匿名掲示板『こころのけいじばん』の運営
     └ 誰でも自由に想いや悩みを書き込めるオンライン掲示板。月間6万PV以上のアクセスがあります。
  • 就労移行支援の掲載・紹介サポート
     └ LINEを通じて、信頼できる事業所の情報を個別に紹介。資料送付〜見学調整まで、当事者に寄り添った対応を行っています。
      ※職業紹介・斡旋に該当しないよう、利用者本人が「自ら選択する」形での情報提供に徹しています。
  • 障害年金の申請サポート(社労士と連携)
     └ LINEから無料で診断依頼が可能。必要な方には社労士による申請代行も行っています。

LINEを起点とした支援導線

「こころのおうち」はホームページではなく、公式LINEアカウントが中心の活動拠点です。
登録や利用はすべて無料・匿名で可能です。

  • 2025年1月に運営開始
  • 半年で登録者3,400名以上
  • 登録者のほとんどが、精神疾患を抱える当事者またはそのご家族です
  • SNSから共感を軸にLINEへと自然な導線が構築されており、検索では出会えない層にも支援情報が届いています

「こころのおうち」は、代表自身の経験から生まれた、“かつて自分が必要としていた支援のかたち”をカタチにしたものです。
支援情報が必要な人に、やさしく、確実に届く環境をつくること。
それがこの事業の出発点であり、今後も変わらない軸です。

公認パートナー制度について

「こころのおうち」は、もともと匿名掲示板を中心とした“気持ちを吐き出せる場所”として立ち上がりました。
そこには毎日のように、将来への不安や、金銭的な悩み、体調の波、孤独感など、さまざまな声が寄せられます。

その中でも特に多いのが「仕事」についての不安です。
「働きたいけど、自信がない」「ブランクが長くて不安」「無理せず働く練習がしたい」
そんな声を受け取る中で、私たちは改めて実感しました。

実際にユーザーとLINEでやり取りをしていく中で、「就労移行支援」という存在を知らない方が非常に多く、
また、知っている方でも「問い合わせるのが怖い」「自分にはまだ早いかも」といった理由で、一歩を踏み出せずにいる方がほとんどです。

つまり、「就労支援が必要な方は多くいるのに、情報が届いていない・届いても動けない」という現実があるのです。

その課題に真正面から向き合うため、2025年5月より「こころのおうち 公認パートナー制度」を立ち上げました。


この制度では、掲載して終わりではなく、利用者と支援先の“橋渡し”を、代表およびこころのおうちのスタッフがLINE上で伴走しながら行うことが特長です。

  • まず、LINE相談にて現在のお住まいや悩みをお伺い
  • 対応可能な都道府県の掲載ページを見せて、利用者自身に事業所を選んでいただく
  • そのうえで「気になる」と反応のあった事業所に対して、資料送付・質問対応・見学調整までサポート
  • 不安や迷いがある場合には、その都度LINE上でフォロー

ここまでを、本人の気持ちを最優先に、無理のないペースで支援しています。

なお、あくまで利用者が「選び、希望する場合に動く」形式であり、職業紹介やあっせんには該当しない仕組みで構成しています。
事業所の情報を丁寧に届け、興味を持った方に対してのみ、必要な後押しをしていくスタイルです。


「ただ掲載する」のではなく、“踏み出せない人の一歩を後押しする”ことに特化した支援設計
これが、こころのおうち独自の「公認パートナー制度」です。

掲載実績(2025年6月時点)

2025年5月に「公認パートナー制度」をスタートしてから、まだわずか1か月。
それにもかかわらず、以下のような実績が出ています。


  • 掲載中の事業所数:7事業所(契約予定を含めると10事業所)
     └ 東京・神奈川・千葉・埼玉にて展開中。全国拡大も視野に入れています。
  • 見学決定件数:11件(7事業所すべてで見学実績あり)
     └ いずれも、LINE上での相談対応から生まれた成果です。
  • 平均成果:掲載1か月あたり“1事業所につき1件以上の見学”
     └ 精神疾患のある方に向けた情報発信においては、非常に高い反応率です。

こうした成果の背景には、「伴走サポート」の存在があります。

こころのおうちでは、掲載後も代表やスタッフがLINE相談を受け付け、
本人の希望や不安に丁寧に寄り添いながら、必要な情報や選択肢をお伝えしています。

  • 関心を示された方に、対象エリアの支援先一覧ページを紹介
  • 不明点や不安に対して、相談のハードルを下げる回答を実施
  • 希望があれば、資料請求や見学に向けた準備を一緒に考える

これらはすべて、利用者自身が「気になった」と声を上げたタイミングから始まります。
無理な案内や誘導は一切行っていません。


こころのおうちの掲載は、ただ情報を置くだけではなく、
「安心して相談しやすい場」としての導線を整える支援です。

こころのおうちだからこそ実現できる、掲載の価値

こころのおうちは、ただの「支援情報掲載サイト」ではありません。
精神的な不調や生きづらさを抱える方にとって、本当に必要な支援を、やさしく・安心できる形で届けることに特化したプラットフォームです。

この取り組みは、うつ病当事者でもある代表自身が「こんな場所があったら救われていた」と思えるものを形にしたことから始まりました。

掲載媒体としてのこころのおうちには、以下のような特徴と魅力があります


潜在的な利用者にもやさしく届く

こころのおうちの発信の中心は、公式LINEとTikTokなどのSNSです。
このSNS起点の導線だからこそ、まだ検索はしていないが、確実に支援を必要としている方々に、自然な形で支援情報を届けることが可能です。

実際に登録しているユーザーのほとんどが、精神疾患を抱える当事者またはそのご家族。
検索ベースの媒体ではリーチが難しい“潜在層”へのアプローチが可能な点は、大きな強みです。


「安心感」や「親近感」を大切にした設計

福祉の分野では、「どこに載っているか」「誰が届けているか」が、利用者の反応に大きな影響を与えます。

こころのおうちは、代表自身の当事者経験に基づき、共感・安心感を第一に考えた発信設計を行っています。

  • SNSを活用し、無理なく自然に目に入るように届ける
  • 無機質な検索結果ではなく、“やさしさのある情報”として支援先を紹介
  • ビジネス感を極力排し、「知れてよかった」と思える距離感を大切に

その結果、LINEでのやりとりでは、本人から自発的に「この支援先が気になっています」と連絡が入るケースが多く、無理な営業も不要です。


伴走サポートで、最初の一歩を後押し

こころのおうちでは、掲載して終わりではなく、代表やスタッフが間に立ち、利用者と支援先を丁寧につなぐ「伴走サポート」を提供しています。

  • 対象エリアの掲載ページをLINEで紹介
  • 本人の希望があれば、見学日程の調整や資料送付のやりとりもサポート
  • やりとりの起点はあくまで「本人の意思」。職業紹介等には一切該当しません

この伴走サポートにより、「連絡のハードルが高い」と感じていた方が、安心して一歩を踏み出せるようになっています。


「ここに載っていたから、安心できた」という声

こころのおうちでは、ただの情報掲載ではなく、「信頼できる場所からやさしく届く」ことを何より重視しています。

実際に、掲載後の反応として

  • 「ここに載っていたから安心して連絡できた」
  • 「どこがいいか分からなかったけど、“ここ”なら行ってみようと思えた」

といった声が多数寄せられています。

これは、無理に背中を押すのではなく、「信頼できる導線」だからこそ生まれる反応です。


他に同じモデルは存在しません

  • SNSという“共感”を軸にした発信スタイル
  • うつ病当事者が立ち上げた、当事者目線を第一にした設計
  • LINEを通じて、安心・匿名で支援と出会える仕組み
  • 掲載だけで終わらず、必要があればやりとり・見学までサポート
  • 精神疾患を抱える方に向けた、専門性と丁寧さのある情報提供

これらすべてを兼ね備えたモデルは、現時点で「こころのおうち」以外に存在していません。

全国展開に向けた可能性と、こころのおうち × ココルポートの親和性

「こころのおうち」の公式LINEには、全国から精神的な不調や悩みを抱える方が登録しています。
しかし、現在実際に掲載・紹介できている支援先は、東京・神奈川・千葉・埼玉のみ。
関東以外では、まだどことも提携できていないのが現状です。

このような状況だからこそ、全国に拠点を持つココルポートさんとの連携は、非常に価値のあるステップになると考えています。

実際、関東エリアではすでに成果が出ています。

  • 現在、7事業所と掲載契約中(掲載予定を含めると10事業所)
  • 東京・神奈川・千葉・埼玉で、これまで計11件の見学対応実績
  • LINEからの紹介で「ここに行ってみたい」と自ら行動に移すケースが多数

このように、こころのおうちは「関心があっても行動に移せなかった」方の背中をそっと押し、実際の見学・利用へとつなげる仕組みができつつあります。

これまでの実績をそのまま全国に広げていけるだけの基盤と仕組みは、すでに整っています。

また、こころのおうちはWeb検索型の掲載媒体ではなく、SNSを活用した“共感・安心感ベース”の情報導線です。

  • 従来の検索媒体ではリーチできなかった層にも届く
  • 親近感のある発信により、最初の一歩を後押しできる
  • 精神的なハードルの高い福祉の分野だからこそ、SNSとの相性が非常に高い

この仕組みは、現時点で他に類を見ないユニークなモデルです。

地域を問わず、共通して「悩みを抱える方にそっと情報を届けたい」という想いがあるなら、
こころのおうちの情報導線は、確実に貢献できると信じています。

ご提案と今後への期待

こころのおうちは、精神的な不安を抱える方が「安心して支援と出会える場所」をつくることを目的に、代表の経験を起点に立ち上がりました。
そのなかで、就労移行支援という仕組みに出会い、「これはもっと知られて、もっと使われるべき支援だ」と強く感じたことがきっかけで、掲載・紹介の仕組みを始めました。

これまでの活動を通じて、

  • 本当に困っている方に、支援の情報が“やさしく届く”導線
  • それに共感して、自発的に行動に移る利用者の姿
  • 利用に至るまでを、誰かが一緒に並走することの意味

これらを、手応えを持って実感しています。

ココルポートさんとは、理念の相性も、展開エリアの相性も、とても高いと感じています。

全国に拠点を持つココルポートさんだからこそ、
こころのおうちの仕組みを通じて、より多くの「まだ踏み出せていない方」に支援を届けていけると信じています。

ご一緒できましたら、掲載だけでなく、利用者とのやりとりや見学サポートも含め、誠実に伴走してまいります。

あくまで、ご縁やタイミングを大切に進めたいと考えておりますので、少しでもご関心を持っていただけましたら、ぜひ一度ご相談いただけますと幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。